ココナラ・クラウドワークスの報酬をfreeeで処理する方法
ココナラやクラウドワークスで報酬を得ている方、きちんと記帳できていますか?
「プラットフォームに手数料を引かれた後の金額で計上すればいいの?」「源泉徴収はどうなるの?」こうした疑問を持つフリーランスは多いです。
この記事では、クラウドソーシングの報酬をfreeeで正しく処理する方法を解説します。
売上の計上タイミング
クラウドソーシングの売上は、「納品が承認された時点」で計上するのが原則です。銀行への振込日ではありません。
ただし、継続的に一定の方法で処理していれば、振込日基準でも実務上は許容されることが多いです。
基本の仕訳パターン
ココナラの場合
ココナラの手数料は販売額の22%です(2026年3月時点)。
納品承認時(販売価格10,000円の場合):
- 借方:売掛金 10,000円
- 貸方:売上高 10,000円
振込時(手数料2,200円を差し引いて7,800円が振込):
- 借方:普通預金 7,800円
- 借方:支払手数料 2,200円
- 貸方:売掛金 10,000円
売上は手数料を引く前の金額で計上します。これが重要なポイントです。
クラウドワークスの場合
クラウドワークスの手数料は報酬額に応じて5〜20%です。仕訳の考え方はココナラと同じです。
ランサーズの場合
ランサーズの手数料は16.5%です。こちらも同様の処理です。
源泉徴収がある場合の処理
クラウドワークスやランサーズでは、クライアントが源泉徴収を行うケースがあります。デザインやライティングなどの業務で発生しやすいです。
源泉徴収ありの場合(報酬10,000円、源泉徴収10.21%の場合):
納品承認時:
- 借方:売掛金 8,979円
- 借方:事業主貸(源泉徴収税) 1,021円
- 貸方:売上高 10,000円
振込時(さらにシステム手数料2,000円が差し引かれる場合):
- 借方:普通預金 6,979円
- 借方:支払手数料 2,000円
- 貸方:売掛金 8,979円
源泉徴収された税金は、確定申告時に精算されます。払いすぎていれば還付されます。
freeeでの効率的な管理方法
口座を分けて管理
freeeでは、ココナラやクラウドワークスを「その他の決済口座」として登録できます。プラットフォームごとに口座を作ると管理がしやすくなります。
自動仕訳ルールの活用
振込先の口座名義が毎回同じなら、freeeの自動仕訳ルールを設定しておきましょう。「ココナラ」からの入金は自動的に売掛金の消込みをする、といったルールが作れます。
確定申告での注意点
支払調書との照合
クライアントから「支払調書」が届く場合があります。源泉徴収された金額と照合しましょう。ただし、支払調書は法律上必ず届くものではありません。届かなくても自分で計算して申告する必要があります。
複数プラットフォームの合算
ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなど複数のプラットフォームを使っている場合、すべての報酬を合算して申告します。
経費の計上
クラウドソーシングの業務にかかった経費も忘れずに計上しましょう。
- PC・ソフトウェア代
- インターネット通信費
- 参考資料の購入費
- 作業場所の家賃(按分)
まとめ
クラウドソーシングの報酬処理のポイントは3つです。売上は手数料控除前の全額で計上すること。源泉徴収がある場合は別途記録すること。そして確定申告で源泉徴収分を精算すること。
freeeの自動仕訳ルールをうまく使えば、毎月の処理は格段に楽になります。
複数プラットフォームの経理が大変な方へ。フリーフリー はAIが仕訳を自動提案してくれるので、報酬の記帳がぐっと楽になります。