freeeの自動仕訳が間違ってる?精度を上げるコツと確認ポイント
自動仕訳、そのまま承認していませんか?
freeeの「自動で経理」機能。口座連携した取引に、AIが自動で勘定科目を提案してくれます。
便利な機能です。でも、こんな経験はありませんか。
- コンビニでの買い物が「会議費」になっている
- Amazonの購入がすべて「消耗品費」
- プライベートの引き落としに科目が付いている
- 同じ取引先なのに毎回違う科目が提案される
「自動」と聞くと正しい気がしてしまいますが、freeeの自動仕訳はあくまで「推測」です。そのまま承認し続けると、帳簿がぐちゃぐちゃになります。
なぜ自動仕訳は間違えるのか
仕組みを理解する
freeeの自動仕訳は、主に以下の情報をもとに科目を推測しています。
- 取引先名(明細に記載されている名前)
- 金額
- 過去の登録パターン(同じ取引先で以前使った科目)
- 他のユーザーの傾向(同じ取引先を他の人がどう処理しているか)
つまり、freeeは取引の「中身」を理解しているわけではありません。「Amazonで何を買ったか」はわからない。だから、書籍もガジェットも日用品もすべて同じ科目になってしまいます。
間違いやすいパターン
- ECサイト:Amazon、楽天など。何を買ったかわからないので科目がブレる
- カフェ・飲食店:会議費か接待交際費か福利厚生費か判断できない
- コンビニ:文房具なのかお昼ご飯なのか区別がつかない
- サブスクリプション:クレカ明細の表記が「AMAZON」だけで何のサブスクかわからない
- プライベート支出:事業用口座からのプライベート引き落とし
精度を上げる5つの設定
1. 自動登録ルールを整備する
これが最も効果的です。
「設定」→「自動登録ルール」で、取引先名と科目の紐づけを登録します。
例:
- 「NTTドコモ」→ 通信費
- 「東京電力」→ 水道光熱費
- 「JR東日本」→ 旅費交通費
一度設定すれば、以降は自動で正しい科目が付きます。
2. 明細の表記パターンを把握する
クレジットカードの明細は、実際の店名と異なる場合があります。
「APPLE COM BILL」はAppleのサブスク、「AMAZON CO JP」はAmazonの買い物。こうした表記パターンを自動登録ルールに入れておきましょう。
3. 推測仕訳を「一括承認しない」
まとめて承認したくなる気持ちはわかります。でも、最低限の目視確認はしてください。
特に注意すべきは以下。
- 金額が普段と違う取引
- 新しい取引先
- ECサイトの購入(中身を確認)
4. プライベート口座を連携しない
事業用とプライベート用の口座が分かれているなら、プライベート口座は連携しないのがベスト。連携するとプライベート支出にまで科目が付いて、混乱のもとになります。
5. 定期的にルールを見直す
3か月に一度くらい、自動登録ルールを見直しましょう。新しい取引先が増えていたり、不要になったルールがあったりします。
承認前に確認すべき3つのポイント
ポイント1:科目は合っているか
当たり前ですが、最も重要です。特に上記の「間違いやすいパターン」に該当する取引は必ず確認。
ポイント2:税区分は正しいか
意外と見落としがちなのが税区分です。「課税仕入10%」「非課税」「対象外」など、科目によって適切な税区分が異なります。
freeeは科目に連動して税区分も自動設定しますが、これも間違えることがあります。
ポイント3:二重計上になっていないか
銀行口座とクレジットカードの両方を連携していると、同じ支出が二重に取り込まれることがあります。クレカの引き落とし日に銀行口座から出金されるので、両方が取引として登録される。
この場合、クレカ側の取引を登録し、銀行口座からの引き落としは「口座振替」として処理します。
AI仕訳という新しい選択肢
freeeの自動仕訳は「取引先名」で推測します。一方、最近のAI仕訳は取引の文脈を理解して科目を判定します。
「Amazonで書籍を買った」なら新聞図書費。「AmazonでUSBケーブルを買った」なら消耗品費。取引の中身を見て判断するので、精度が根本的に違います。
フリーフリー のAI仕訳は、明細の内容を分析して最適な科目を判定します。freeeの自動仕訳の精度に不満がある方は、一度試してみてください。