freee『自動で経理』の3つのボタンの意味|登録・口座振替・消込の違い
最大の混乱ポイント:3つのボタン
freeeの「自動で経理」を開くと、明細ごとに処理方法を選ぶ3つのボタン(タブ)が表示されます。
- 登録(収入・支出として登録)
- 口座振替
- 未決済取引の消込
「どれを選べばいいの?」
この3択で止まる人が本当に多いです。freee最大の混乱ポイントと言っても過言ではありません。でも、判断基準はとてもシンプルです。
ボタン1:「登録」(収入・支出として登録)
選ぶ場面:お金が増えた、または減った取引
これが最も基本のパターンです。
収入の例
- クライアントから報酬が振り込まれた
- 売上が入金された
- 利息が付いた
支出の例
- クレカで備品を買った
- 銀行引き落としでサブスクを払った
- 外注費を振り込んだ
操作
- 「登録」タブを選ぶ
- 収入 or 支出を確認(freeeが自動判定)
- 勘定科目を選ぶ
- 「登録」ボタンを押す
迷ったらこれを選ぶ。8割の明細はこのパターンで処理できます。
ボタン2:「口座振替」
選ぶ場面:お金が自分の口座間で移動しただけの取引
具体例
- ATMで銀行口座から現金を引き出した
- クレジットカードの引き落としが銀行から行われた
- A銀行からB銀行に送金した
- PayPayに銀行口座からチャージした
なぜ「登録」ではダメなのか
口座間の移動は、お金の合計が変わっていません。「支出」で登録すると、存在しない経費が計上されます。「口座振替」なら、A口座が減ってB口座が増えるだけで、損益に影響しません。
操作
- 「口座振替」タブを選ぶ
- 振替先の口座を選ぶ
- 「登録」ボタンを押す
最も間違えやすいケース:クレカの引き落とし
クレカで買い物した時点で経費は登録済み。引き落とし日は「口座振替」で処理します。ここで「支出」を選ぶと二重計上になります。
ボタン3:「未決済取引の消込」
選ぶ場面:すでにfreeeに登録済みの未決済取引に対する入金・支払い
具体例
- freeeで請求書を発行 → 後日入金があった → その入金を消込
- 仕入先への買掛金がある → 振込で支払った → その支払いを消込
「登録」との違い
「登録」は新しい取引を作る操作。「消込」は既存の取引を完了させる操作です。
入金を「登録」で処理すると、売上が二重に計上されます。すでに請求書で売上を記録しているのに、入金でもう一度売上を記録することになるからです。
操作
- 「消込」タブを選ぶ
- 対応する未決済取引を選ぶ(freeeが候補を表示してくれる)
- 「登録」ボタンを押す
使わない人も多い
freeeの請求書機能を使っていない場合、未決済取引は存在しないので、このボタンは使いません。入金は「登録」(収入)で処理すればOKです。
判断フローチャート
明細を見たら、以下の順番で判断してください。
ステップ1:この明細は、自分の口座間のお金の移動?
- はい → 口座振替
- いいえ → ステップ2へ
ステップ2:この明細に対応する未決済取引がfreeeにある?
- はい → 消込
- いいえ → ステップ3へ
ステップ3:
- → 登録(収入・支出として)
この順番で考えれば、迷うことはほぼありません。
よくある判断ミスと対処
| ミス | 結果 | 対処 | |------|------|------| | 口座振替を「支出」で登録 | 経費が二重計上 | 取引を削除→口座振替で再登録 | | 消込すべきを「収入」で登録 | 売上が二重計上 | 取引を削除→消込で再登録 | | 「登録」すべきを「口座振替」で登録 | 経費が計上されない | 口座振替を削除→支出で再登録 |
間違えても、後から修正できるので焦る必要はありません。
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