freeeの解約方法|退会前に確認すべきことと代替サービス
freeeをやめたい。でもその前に確認してほしいこと
freeeの月額料金が負担に感じる。使いこなせていない。他の会計ソフトに乗り換えたい。理由はさまざまですが、freeeの解約を考えている方に向けて、手順と注意点をまとめました。
解約自体は簡単ですが、データのバックアップを忘れると取り返しがつきません。この記事を読んでから手続きしてください。
解約前に確認すべき5つのこと
1. 確定申告は済んでいるか
freeeを解約すると、確定申告書の作成機能が使えなくなります。まだ確定申告が済んでいない場合は、申告を完了してから解約しましょう。
特に注意が必要なのは、年度の途中で解約するケース。1月〜12月の取引データが揃っていないと、確定申告書が正しく作成できません。
2. データのバックアップは取ったか
解約後もデータは一定期間保持されますが、いつ削除されるかは保証されません。以下のデータを必ずエクスポートしてください。
- 仕訳帳:CSV形式でダウンロード可能
- 総勘定元帳:CSV形式でダウンロード可能
- 確定申告書:PDFで保存
- 請求書:PDF形式でダウンロード可能
- ファイルボックスの証憑:一括ダウンロード可能
freeeの「設定→データのエクスポート」からまとめてダウンロードできます。
3. 電子帳簿保存法の要件を満たしているか
電子帳簿保存法により、電子取引のデータは電子データのまま保存する義務があります。freeeのファイルボックスに保存していた証憑は、解約前にダウンロードして自分で保管する必要があります。
保存期間は7年間(一部は10年間)です。忘れずにバックアップしましょう。
4. 連携サービスはどうなるか
freeeと連携している他のサービス(銀行口座、クレジットカード、Misocaなど)は、解約後に連携が切れます。他の会計ソフトに乗り換える場合は、移行先で改めて連携設定が必要です。
5. 年払いの場合、返金はあるか
年払いプランの場合、途中解約しても残りの期間分の返金はありません。解約するなら、契約更新のタイミングに合わせるのがベストです。
更新日はfreeeの「設定→プラン」画面で確認できます。
freeeの解約手順
ステップ1:freeeにログイン
freee会計にログインし、画面右上のアカウントメニューを開きます。
ステップ2:プラン設定画面へ
「設定」→「プランの確認・変更」を選択します。
ステップ3:解約手続き
画面下部にある「プランの解約」リンクをクリックします。解約理由のアンケートが表示されるので、回答して進みます。
ステップ4:確認して完了
解約内容を確認し、「解約する」ボタンを押して完了です。解約後も、契約期間の満了日までは利用できます。
注意:アカウント削除は別手順
解約(有料プランの停止)とアカウント削除は別です。解約しただけでは、無料プラン(一部機能制限あり)としてアカウントが残ります。
完全にアカウントを削除したい場合は、「設定→アカウント設定→退会」から手続きします。退会するとデータは復元できないので、バックアップは必ず取ってください。
freeeの代わりになるサービス
マネーフォワード クラウド確定申告
freeeからの乗り換え先として最も人気のある選択肢です。
メリット:
- 月額料金がfreeeより安い(パーソナルミニ 月1,078円〜)
- freeeのCSVデータをインポート可能
- 銀行・カード連携の自動仕訳に対応
デメリット:
- UIがfreeeと異なるため、慣れるまで時間がかかる
- AI機能の充実度はfreeeに劣る
やよいの青色申告 オンライン
初年度無料で始められるのが最大の魅力です。
メリット:
- 初年度無料キャンペーンが頻繁にある
- 電話サポートが充実(ベーシックプラン以上)
- 税理士の利用率が高く、連携しやすい
デメリット:
- AI仕訳の精度がfreeeほど高くない
- UIが従来型で、簿記の知識が多少必要
Excel / スプレッドシート
売上が少なく取引がシンプルな場合は、Excelやスプレッドシートでの管理も選択肢です。
メリット:
- 無料で使える
- 自由にカスタマイズ可能
デメリット:
- 確定申告書の自動生成ができない
- e-Tax連携ができない
- 仕訳の自動化がない
- ミスが増えやすい
正直なところ、会計ソフトの月1,000〜2,000円を節約するためにExcelに戻るのは非効率です。他の会計ソフトへの乗り換えの方がおすすめです。
freeeからの移行手順
他の会計ソフトに乗り換える場合の手順です。
1. freeeからデータをエクスポート
仕訳帳と勘定科目をCSV形式でエクスポートします。
2. 移行先でデータをインポート
マネーフォワードも弥生も、freeeからのデータインポートに対応しています。各ソフトのインポート機能を使って、仕訳データを取り込みましょう。
3. 銀行口座・カードの再連携
移行先の会計ソフトで、銀行口座とクレジットカードの連携を改めて設定します。連携日以降の取引が自動取り込みされます。
4. 初期設定の確認
事業情報、消費税設定、勘定科目の対応表などを確認・調整します。freeeと他のソフトでは勘定科目の名称が異なる場合があるので、マッピングの確認が必要です。
5. 期中移行の場合
年度の途中で移行する場合は、開始残高の設定に注意してください。freeeの残高試算表を参照して、移行先に正確な期首残高を入力しましょう。
解約を考え直すケースも
料金が原因で解約を検討している場合、以下を試してみてください。
- プランのダウングレード:スタンダード→スターターに変更するだけで月1,200円の節約
- 年払いへの変更:月払いから年払いに切り替えると約20%の割引
- 使い方の見直し:自動仕訳を活用しきれていない場合、設定を見直すだけで満足度が上がることも
「使いこなせていない」が理由の場合は、解約より使い方を改善する方が結果的にお得です。
まとめ:データのバックアップだけは忘れずに
freeeの解約自体は簡単ですが、データのバックアップは必ず先に行ってください。仕訳帳、確定申告書、証憑データのダウンロードを忘れると、後から取り返しがつきません。
freeeの使い方を改善したい方、乗り換えで迷っている方は、フリーフリーにLINEでご相談ください。あなたの状況に合った最適なアドバイスをお伝えします。