freeeのレポートの見方|損益レポート・貸借レポートの読み方入門
「レポート」を見ても数字の意味がわからない
freeeの「レポート」メニューを開くと、損益レポートや貸借レポートが表示されます。
数字がたくさん並んでいますが、「で、結局何がわかるの?」と思いますよね。わかります。数字の羅列を見せられても、何を読み取ればいいかわからないのは当然です。
ここでは、フリーランスが最低限見るべきポイントだけを解説します。
損益レポート(PL)の見方
損益レポートは「今年いくら稼いで、いくら使って、いくら残ったか」を示すレポートです。
見るべき3つの数字
1. 売上高(収入の合計)
今年の売上の合計です。クライアントからの報酬、サービスの売上など、事業で得た収入のすべてが含まれます。
「自分の年収」を聞かれたとき、この数字が答えになります(厳密には「事業収入」ですが)。
2. 経費の合計
今年使った経費の合計です。消耗品費、通信費、外注費、地代家賃など、すべての経費が含まれます。
科目ごとの内訳も見られるので、「今年一番お金を使ったのはどの科目か」がわかります。
3. 利益(売上 - 経費)
売上から経費を引いた金額が利益です。これが確定申告で申告する所得の基礎になります。
利益が多ければ税金も多くなり、利益が少なければ税金も少なくなります。
月別推移で季節性を見る
freeeの損益レポートは月別に表示できます。月ごとの売上と経費の推移を見れば、「どの月に稼いで、どの月にお金を使ったか」がわかります。
繁忙期と閑散期の把握、来年の計画立てに役立ちます。
貸借レポート(BS)の見方
貸借レポートは「今この時点で、何を持っていて、何を借りているか」を示すレポートです。
損益レポートが「期間の成績」なら、貸借レポートは「ある時点のスナップショット」です。
見るべき3つのエリア
1. 資産(左側)
自分が持っているもの。銀行口座の残高、現金、売掛金(まだもらっていない売上)、固定資産(パソコンなど)。
2. 負債(右側上)
自分が借りているもの・支払うべきもの。クレカの未払い、買掛金(まだ払っていない仕入れ)、借入金など。
3. 純資産(右側下)
資産から負債を引いた金額。事業の「正味の財産」です。
フリーランスの貸借レポートのポイント
正直に言うと、フリーランスの方が貸借レポートを日常的に見る必要はあまりありません。重要なのは以下の2点です。
- 残高が実際と合っているか:銀行口座の残高がfreeeと通帳で一致しているか確認
- 売掛金が溜まっていないか:未回収の売上がないかチェック
見なくていいレポート
freeeにはいろいろなレポートがありますが、フリーランスが定期的に見るべきなのは損益レポートだけでも十分です。
- 現預金レポート:お金の増減推移。見ると面白いが必須ではない
- 仕訳帳:税理士に見せるとき用。自分で日常的に見る必要なし
- 試算表:月次の残高一覧。法人向け
レポートを見るタイミング
月に1回
損益レポートで、今月の売上と経費をざっと確認。想定外の経費がないか、売上が予定通り入っているかチェック。
年に1回(確定申告前)
損益レポートと貸借レポートの両方を確認。年間の数字が正しいか、残高が合っているか最終チェック。
レポートの数字がおかしいとき
「売上が実感より多い」「経費が少なすぎる」と感じたら、取引の登録ミスの可能性があります。
- 二重登録がないか確認
- 口座振替を支出で登録していないか確認
- 開始残高が正しく設定されているか確認
経営状況を手軽に把握したいなら
freeeのレポートは詳細ですが、読み解くのに知識が要ります。フリーフリー なら、売上・経費・利益をわかりやすいダッシュボードで表示。数字の意味を直感的に理解できます。