StripeやPayPalの売上をfreeeで処理する方法|海外決済の仕訳
海外のお客様からStripeやPayPalで支払いを受け取っている。でも、freeeでどう処理すればいいかわからない。
こうした悩みを持つフリーランスや小規模事業者が増えています。越境ECやオンラインサービスの普及で、海外決済は身近なものになりました。
この記事では、StripeとPayPalの売上をfreeeで正しく処理する方法を解説します。
Stripeの売上をfreeeで処理する方法
基本の仕訳
Stripeで決済が発生した時点で売上を計上します。
売上発生時:
- 借方:売掛金 10,000円
- 貸方:売上高 10,000円
Stripeから入金された時:
- 借方:普通預金 9,640円
- 借方:支払手数料 360円
- 貸方:売掛金 10,000円
Stripeの手数料は国内カード決済で3.6%です。この手数料は「支払手数料」として経費計上します。
freeeとStripeの連携
freeeにはStripeとの直接連携機能はありません。処理方法は以下の2つです。
方法1:銀行口座経由で管理 Stripeからの入金が記録される銀行口座をfreeeに連携しておけば、入金時の処理は自動で取り込まれます。売上の計上は手動で行います。
方法2:CSVインポート StripeのダッシュボードからCSVをダウンロードし、freeeにインポートする方法です。取引件数が多い場合に便利です。
PayPalの売上をfreeeで処理する方法
PayPalも基本的な仕訳はStripeと同じです。ただし、PayPalにはいくつか特有のポイントがあります。
PayPal残高の扱い
PayPalの残高は「預け金」や「その他の流動資産」として管理するのが一般的です。銀行口座とは別の口座としてfreeeに登録しましょう。
売上発生時:
- 借方:PayPal残高(預け金) 10,000円
- 貸方:売上高 10,000円
PayPalから銀行に出金した時:
- 借方:普通預金 10,000円
- 貸方:PayPal残高(預け金) 10,000円
外貨建て取引の処理
海外決済の一番の悩みが為替です。ドルやユーロで受け取った売上は、日本円に換算して記帳する必要があります。
売上計上時のレート
売上が発生した日のTTM(仲値)で換算するのが原則です。ただし、継続適用を条件にTTB(買値)を使うことも認められています。
為替差損益の処理
売上計上時のレートと、実際に円に換金した時のレートに差があれば、「為替差益」または「為替差損」が発生します。
例:売上計上時 1ドル=150円で100ドル(15,000円)を計上。入金時 1ドル=153円で15,300円を受領。
- 借方:普通預金 15,300円
- 貸方:売掛金 15,000円
- 貸方:為替差益 300円
毎回レートを調べるのは手間ですが、正確な記帳のために避けられない作業です。
消費税の注意点
海外向けサービスの場合、消費税の扱いに注意が必要です。
輸出免税に該当するケース:海外の顧客に対するサービス提供は免税取引になる場合があります。freeeの消費税区分を「輸出免税」に設定しましょう。
リバースチャージ方式:海外事業者から受けるサービスには、リバースチャージ方式が適用される場合があります。該当する取引がある場合は税理士に確認してください。
まとめ
StripeやPayPalの売上処理は、手数料と為替の2つがポイントです。取引件数が少ないうちは手動登録で十分ですが、増えてきたらCSVインポートを活用しましょう。外貨取引は為替レートの記録を忘れずに。
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