e-Tax vs 書面提出|確定申告はどっちが楽?メリット比較
e-Taxと書面提出、どっちが楽?
確定申告の提出方法は「e-Tax(電子申告)」と「書面提出(紙)」の2つ。
結論から言うと、e-Taxが圧倒的におすすめです。ただし、初回の準備にやや手間がかかります。
この記事で両者のメリット・デメリットを比較します。
基本情報
| 項目 | e-Tax | 書面提出 | |------|-------|---------| | 提出方法 | ネットで送信 | 税務署に持参or郵送 | | 青色65万円控除 | 受けられる | 55万円に減額 | | 添付書類 | 省略可 | 原本の添付が必要 | | 受付時間 | 24時間 | 税務署の開庁時間 | | 還付のスピード | 約2〜3週間 | 約1〜2か月 |
e-Taxの最大メリット:10万円の差
青色申告で65万円控除を受けるには、e-Taxでの申告が条件の一つです。書面提出だと控除額が55万円に下がります。
10万円の差は、税率20%なら約2万円の増税です。住民税10%を合わせると約3万円。
e-Taxを使うだけで年間3万円の節税。これだけで十分な理由です。
e-Taxのメリット
メリット1:自宅から提出できる
税務署に行く必要がありません。確定申告の時期は税務署が混雑します。待ち時間なしで提出できるのは大きなメリットです。
メリット2:24時間提出可能
e-Taxは24時間受付です。深夜でも休日でもOK。締め切り当日の23時59分に提出することもできます。
メリット3:添付書類の省略
源泉徴収票、医療費の領収書、寄附金の受領証などの添付が省略できます(5年間の保存義務はあります)。
メリット4:還付が早い
e-Taxで申告すると、還付金の振込が約2〜3週間。書面提出だと1〜2か月かかります。
メリット5:過去の申告データを引き継げる
前年のデータを引き継いで、翌年の申告書を効率的に作成できます。
e-Taxのデメリット
デメリット1:初回の準備が面倒
以下のどちらかが必要です。
マイナンバーカード方式
- マイナンバーカード
- ICカードリーダー(またはスマホ)
ID・パスワード方式
- 税務署で本人確認して発行してもらう
マイナンバーカードを持っていない方は、カードの取得から始める必要があります。
デメリット2:環境に依存する
パソコンやスマホ、ネット環境が必要です。e-Taxのサイトが重い時期もあります。
デメリット3:操作に慣れが必要
初めて使う場合、操作に戸惑うことがあります。ただし、会計ソフトからe-Tax連携する場合はスムーズです。
書面提出のメリット
メリット1:準備が不要
マイナンバーカードもICカードリーダーも不要。印刷して署名するだけです。
メリット2:確認しながら進められる
税務署の相談コーナーで、職員に確認しながら作成・提出できます。
メリット3:紙で控えが残る
受付印が押された控えが手元に残ります(郵送の場合は返信用封筒を同封)。
書面提出のデメリット
デメリット1:65万円控除が受けられない
青色申告の控除額が55万円に減額されます。年間約3万円の差です。
デメリット2:税務署に行く手間
持参の場合、税務署まで行く必要があります。確定申告の時期は混雑し、数時間待つこともあります。
デメリット3:添付書類の準備
源泉徴収票や医療費の明細書など、添付書類を印刷・整理する手間がかかります。
デメリット4:還付が遅い
書面提出の場合、還付金の振込に1〜2か月かかります。
スマホでe-Taxもできる
マイナンバーカードがあれば、スマホだけでe-Taxが使えます。ICカードリーダーは不要です。
スマホでマイナンバーカードを読み取り → 確定申告書を送信。パソコンがなくても電子申告できます。
会計ソフトとの連携
freee、マネーフォワード、弥生などの会計ソフトは、e-Taxとの連携機能があります。
会計ソフトで作成した申告書をそのままe-Taxに送信できるので、e-Taxのサイトで一から入力する必要がありません。
初回だけ頑張れば、あとは楽
e-Taxの初回設定は確かに面倒です。でも一度設定してしまえば、翌年からは驚くほど楽になります。
初回の手間(1〜2時間)と、毎年の節税(約3万円)を天秤にかければ、e-Taxを選ばない理由はありません。
まとめ
- e-Taxなら65万円控除が受けられる(書面は55万円)
- 自宅から24時間提出可能
- 還付も早い
- 初回設定だけ頑張ればOK
フリーフリーはe-Tax連携に対応しています。帳簿づけから確定申告書の作成、e-Taxへの送信まで、一つのツールで完結できます。