10万円以上の高級チェア(ハーマンミラー等)の勘定科目
結論:10万円以上なら「工具器具備品」で減価償却
ハーマンミラーやオカムラなどの高級オフィスチェアは、10万円以上の場合「工具器具備品」として資産計上し、減価償却します。耐用年数は8年です。
金額別の処理方法
| 金額 | 処理方法 | 勘定科目 | |------|----------|----------| | 10万円未満 | 一括で経費 | 消耗品費 | | 10万円以上20万円未満 | 一括償却資産(3年) | 工具器具備品 | | 10万円以上30万円未満 | 少額減価償却資産の特例 | 工具器具備品 | | 30万円以上 | 通常の減価償却(8年) | 工具器具備品 |
仕訳例:ハーマンミラー アーロンチェア(20万円)
購入時
工具器具備品 200,000円 / 現金 200,000円
(アーロンチェア購入)
決算時(少額減価償却資産の特例を使う場合)
減価償却費 200,000円 / 工具器具備品 200,000円
(少額減価償却資産の特例適用)
青色申告の個人事業主・中小企業であれば、30万円未満の資産は一括で経費にできます(年間300万円の上限あり)。
通常の減価償却(8年)を選ぶ場合
減価償却費 25,000円 / 工具器具備品 25,000円
(アーロンチェア 定額法 1/8年分)
自宅兼事務所の場合は按分が必要
自宅でも使うチェアの場合、業務利用の割合で按分します。
例えば、業務利用が70%なら経費にできるのは購入金額の70%です。
工具器具備品 140,000円 / 現金 200,000円
事業主貸 60,000円
(アーロンチェア購入・按分70%)
中古チェアの場合
中古品は耐用年数が短くなります。計算式は以下のとおりです。
- 耐用年数を全部経過:法定耐用年数 × 20%
- 一部経過:(法定耐用年数 - 経過年数)+ 経過年数 × 20%
中古5年経過のチェアなら、(8-5) + 5×0.2 = 4年で償却できます。
ポイント
高級チェアは「贅沢品」と見られることもありますが、長時間のPC作業に必要な業務用備品として合理的に説明できれば問題ありません。購入理由を記録しておくと安心です。
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