格安SIM・eSIMの利用料の勘定科目
結論:「通信費」で処理する
格安SIMやeSIMの月額利用料は「通信費」で処理します。大手キャリアの場合と勘定科目は同じです。
仕訳例
月額2,000円の格安SIMをクレジットカードで支払った場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 通信費 | 2,000 | 未払金 | 2,000 |
事業専用とプライベート兼用で処理が変わる
事業専用の回線
事業用に別回線を契約している場合は、全額を通信費にできます。仕事用のスマートフォンやモバイルルーター用のSIMが該当します。
プライベート兼用の回線
1台のスマートフォンを事業とプライベートの両方で使っている場合は、按分が必要です。
按分の目安は以下のとおりです。
- 事業利用50%:在宅ワークで仕事にも使う場合
- 事業利用70%:外出営業が多く、ほぼ仕事で使う場合
- 事業利用30%:たまに仕事の連絡に使う程度
月額3,000円、事業利用50%の場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 通信費 | 1,500 | 未払金 | 3,000 | | 事業主貸 | 1,500 | | |
初期費用の処理
格安SIMの初期費用も通信費で処理できます。
- 契約事務手数料(3,300円程度)→ 通信費
- SIMカード発行手数料(440円程度)→ 通信費
- eSIMの発行手数料 → 通信費
仕訳例
契約事務手数料3,300円の場合。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 通信費 | 3,300 | 普通預金 | 3,300 |
デュアルSIM(2回線)の場合
最近はeSIMを活用して、1台のスマートフォンで2回線を使う人も増えています。
- メイン回線(プライベート):按分して通信費
- サブ回線(仕事専用):全額通信費
回線ごとに用途が明確なら、それぞれ適切に処理できます。
モバイルルーター用SIMの場合
ポケットWi-Fi用の格安SIMも「通信費」です。仕事で外出先のインターネット接続に使っている場合は経費にできます。
主な格安SIM・eSIMサービス
参考として、主なサービスの月額料金の目安です。
| サービス | 月額目安 | 勘定科目 | |----------|----------|----------| | ahamo | 2,970円 | 通信費 | | povo | 0円〜(トッピング制) | 通信費 | | LINEMO | 990円〜 | 通信費 | | 楽天モバイル | 1,078円〜 | 通信費 | | IIJmio | 850円〜 | 通信費 |
まとめ
格安SIMもeSIMも勘定科目は「通信費」です。事業専用なら全額、プライベート兼用なら按分して経費にしましょう。
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