ソフトウェア・アプリの勘定科目は?買い切りとサブスクで違う
結論:購入形態と金額で科目が変わる
ソフトウェア・アプリの勘定科目は、「サブスクか買い切りか」と「金額」で決まります。
| 購入形態 | 金額 | 勘定科目 | |----------|------|----------| | サブスク(月額・年額) | 金額問わず | 通信費 | | 買い切り | 10万円未満 | 消耗品費 | | 買い切り | 10万円以上 | 無形固定資産(ソフトウェア) |
サブスク型 → 通信費
月額・年額で支払うソフトウェアは「通信費」です。最近はほとんどのソフトがサブスク型なので、このパターンが一番多いでしょう。
| ソフトウェア | 形態 | 勘定科目 | |-------------|------|----------| | Adobe Creative Cloud | 月額/年額 | 通信費 | | Microsoft 365 | 月額/年額 | 通信費 | | ChatGPT Plus | 月額 | 通信費 | | freee | 月額/年額 | 支払手数料 or 通信費 |
仕訳例:Adobe CC 月額6,480円
| 借方 | 貸方 | |------|------| | 通信費 6,480円 | 未払金 6,480円 |
買い切り型(10万円未満) → 消耗品費
パッケージ版やダウンロード版で10万円未満のソフトウェアは「消耗品費」として一括経費にできます。
仕訳例:ウイルス対策ソフト 5,980円
| 借方 | 貸方 | |------|------| | 消耗品費 5,980円 | 普通預金 5,980円 |
買い切り型(10万円以上) → 無形固定資産
10万円以上の買い切りソフトウェアは「無形固定資産」として計上し、減価償却が必要です。
ソフトウェアの法定耐用年数は以下の通りです。
- 自社利用のソフトウェア → 5年
- 複写販売用のソフトウェア → 3年
仕訳例:業務用ソフト 300,000円
購入時:
| 借方 | 貸方 | |------|------| | ソフトウェア 300,000円 | 普通預金 300,000円 |
決算時(定額法・5年):
| 借方 | 貸方 | |------|------| | 減価償却費 60,000円 | ソフトウェア 60,000円 |
青色申告の個人事業主・中小企業は、30万円未満であれば少額減価償却資産の特例で一括経費にできます。
スマホアプリの場合
仕事で使うスマホアプリも同じルールです。
- 月額課金アプリ → 通信費
- 買い切りアプリ(数百円〜数千円) → 消耗品費
アプリ内課金も、仕事に関連するものであれば経費にできます。
注意点
- ゲームアプリは原則経費NG(ゲーム開発者・レビュアーは除く)
- ソフトの保守料・サポート料は「支払手数料」
- バージョンアップ費用は「通信費」or「消耗品費」
まとめ
ソフトウェアはサブスクなら通信費、買い切りなら金額で判断。シンプルなルールです。フリーフリーなら、ソフトウェアの引き落としをAIが自動で正しい科目に振り分けます。