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店舗の看板・サイン制作費の勘定科目

結論:金額と種類で勘定科目が変わる

店舗の看板・サイン制作費は、金額と看板の種類によって勘定科目が異なります。10万円未満なら「消耗品費」、10万円以上なら「建物附属設備」や「構築物」で減価償却します。

金額による勘定科目の分類

| 金額 | 勘定科目 | 処理方法 | |------|----------|----------| | 10万円未満 | 消耗品費 | 一括経費 | | 10万円以上20万円未満 | 一括償却資産 | 3年均等償却(選択可) | | 20万円以上 | 建物附属設備 or 構築物 | 耐用年数で減価償却 |

看板の種類と耐用年数

建物に取り付ける看板

壁面看板、袖看板(突き出し看板)など、建物に固定する看板は「建物附属設備」です。

  • 耐用年数:金属製18年、その他10年

地面に設置する看板

自立式看板、ポール看板、野立て看板などは「構築物」です。

  • 耐用年数:金属製20年、その他10年

簡易な看板

スタンド看板、A型看板、のぼり旗などは「消耗品費」で処理できることが多いです(10万円未満の場合)。

仕訳例

壁面看板を30万円で制作・設置した場合

| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 建物附属設備 | 300,000 | 普通預金 | 300,000 |

減価償却(定額法、金属製・耐用年数18年)。

年間の減価償却費 = 300,000 ÷ 18 = 16,667円

A型看板を8,000円で購入した場合

| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 消耗品費 | 8,000 | 現金 | 8,000 |

のぼり旗を5本で3,000円購入した場合

| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 消耗品費 | 3,000 | 現金 | 3,000 |

デジタルサイネージ(電子看板)

デジタルサイネージは「器具備品」として処理します。

  • 耐用年数:5年(電子計算機等に準ずる)

LEDビジョンなど高額な設備は、見積金額をしっかり確認して適切な科目で処理しましょう。

看板のデザイン費

看板のデザインのみを外注した場合は「外注費」または「広告宣伝費」で処理します。制作費に含まれている場合は、一体として処理して問題ありません。

看板の修理・メンテナンス

既存の看板の修理やメンテナンスは「修繕費」で処理します。ただし、明らかに価値を高める改良(看板の大型化など)は「資本的支出」として資産計上が必要です。

まとめ

看板の勘定科目は金額と設置方法で決まります。10万円未満のスタンド看板は消耗品費、建物に固定する高額な看板は建物附属設備で減価償却します。


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