建築士・設計士の確定申告|CADソフト・現場交通費
フリーランスの建築士・設計士は、CADソフトや現場交通費など業務に必要な経費が多い職種です。漏れなく計上して節税しましょう。
建築士・設計士が経費にできる主な項目
CADソフト・設計ツール
AutoCAD、Vectorworks、Revit、SketchUpなどのライセンス料は「消耗品費」として計上します。年間サブスクリプションはその年の経費です。
Adobe Creative Cloud(Illustrator、Photoshopなど)をプレゼン資料作成に使う場合も経費にできます。3Dレンダリングソフトも同様です。
パソコン・ハードウェア
建築設計には高性能なパソコンが必要です。10万円以上のPCは「工具器具備品」として減価償却します。大型モニターやプロッターも同様です。
現場交通費
設計現場や施工現場への移動費は「旅費交通費」です。遠方の現場への出張費(交通費+宿泊費)も対象です。自家用車を使う場合はガソリン代を按分で計上します。
図面印刷・模型制作費
大判印刷(プロッター出力)の費用は「消耗品費」です。プレゼン用の模型制作に使う材料費も「消耗品費」として計上します。外注で模型を制作した場合は「外注費」です。
その他の経費
- 建築士免許の更新費: 「租税公課」
- 定期講習の受講費: 「研修費」
- 建築関連の書籍・雑誌: 「新聞図書費」
- 事務所家賃: 「地代家賃」
- 建築士会の会費: 「諸会費」
- 賠償責任保険: 「損害保険料」
仕訳の具体例
AutoCADの年間サブスクリプション230,000円:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 消耗品費 | 230,000 | 普通預金 | 230,000 |
現場への出張交通費(新幹線)15,000円:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 旅費交通費 | 15,000 | 現金 | 15,000 |
確定申告の注意点
設計報酬の計上タイミングに注意しましょう。 プロジェクトが長期にわたる場合、成果物の引き渡し時に一括計上するのが一般的です。中間金を受け取っている場合は前受金として処理します。
源泉徴収の対象です。 建築士の設計報酬は源泉徴収の対象になる場合があります。支払調書を確認して、確定申告で正しく精算してください。
高額なソフトウェアの処理を確認しましょう。 永久ライセンスで10万円以上のソフトは減価償却が必要です。サブスクリプション型なら支払時に一括経費にできます。
まとめ
建築士・設計士はCADソフトや高性能PC、現場交通費など高額な経費が多い職種です。適切に計上すれば大きな節税効果が期待できます。
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