インフルエンサー・SNS運用の確定申告|案件収入・撮影費
インフルエンサーとしてSNSで収入を得ている方は、確定申告が必要になるケースが多いです。案件収入の計上方法と経費を正しく理解しましょう。
どんな収入が申告対象?
インフルエンサーの収入には以下のようなものがあります。すべて申告対象です。
- 企業案件(PR投稿): 固定報酬、成果報酬
- アフィリエイト収入: A8.net、もしもアフィリエイトなど
- 投げ銭・スパチャ: YouTubeスーパーチャット、TikTokギフト
- 物販: 自分のグッズ販売
- サブスクリプション: メンバーシップ、ファンクラブ
副業の場合は所得20万円超、専業の場合は所得48万円超で確定申告が必要です。
経費にできる主な項目
撮影機材
カメラ、レンズ、照明、三脚、ジンバルなどは「消耗品費」または「工具器具備品」です。10万円未満なら一括経費、10万円以上なら減価償却します。
撮影場所・スタジオ代
撮影スタジオのレンタル料は「賃借料」、カフェやレストランでの撮影に伴う飲食費は「取材費」として計上できます。
衣装・コスメ
PR案件やコンテンツ制作用の衣装は「消耗品費」です。ただし、プライベートでも着用できるものは全額経費にするのは難しいです。事業使用分を合理的に按分してください。コスメも同様に、レビュー用に購入したものは経費にできます。
編集ソフト・ツール
- 動画編集ソフト: Adobe Premiere Pro、Final Cut Proなどは「消耗品費」
- 画像編集ソフト: Lightroom、Canva Proは「消耗品費」
- SNS管理ツール: 予約投稿ツールなどは「通信費」
その他の経費
- 通信費: スマホ・Wi-Fi(按分)
- 交通費: ロケ地への移動費
- 外注費: 動画編集やデザインの外注
- 広告費: SNS広告への出稿
- 事務所家賃: 撮影スペースを兼ねた事務所の家賃
仕訳の具体例
企業案件の報酬100,000円(源泉徴収10,210円)が入金:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 普通預金 | 89,790 | 売上高 | 100,000 | | 事業主貸 | 10,210 | | |
撮影用ライト8,000円を購入:
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 消耗品費 | 8,000 | 現金 | 8,000 |
確定申告の注意点
提供品(ギフティング)も収入になる場合があります。 企業から無償で商品を受け取った場合、その時価相当額が収入になることがあります。高額な商品は特に注意してください。
プライベートとの線引きが重要です。 旅行や食事がコンテンツになるからといって、すべて経費にするのは危険です。事業との関連性を説明できる根拠を残しましょう。
まとめ
インフルエンサーは収入源も経費項目も多様です。プライベートとの区分を明確にし、領収書やスクリーンショットを保管しましょう。
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