セラピスト・整体師の確定申告|施術道具・レンタルサロンの経費
セラピスト・整体師の経費、何が計上できる?
フリーランスのセラピストや整体師として活動している方。施術道具、オイル、タオル、レンタルサロンの利用料など、仕事に必要な支出はたくさんあります。
「施術の腕は磨いてきたけど、経理のことはよくわからない」という方も多いはずです。この記事では、セラピスト・整体師に特化した経費と確定申告のポイントを解説します。
施術道具・消耗品の経費
日常的に使う消耗品
| 項目 | 勘定科目 | |------|----------| | マッサージオイル・クリーム | 消耗品費 | | タオル・シーツ | 消耗品費 | | 使い捨てフェイスペーパー | 消耗品費 | | 消毒液・衛生用品 | 消耗品費 | | アロマオイル(施術用) | 消耗品費 | | 施術着(ユニフォーム) | 消耗品費 |
施術機器
| 項目 | 勘定科目 | 備考 | |------|----------|------| | 施術ベッド(10万円未満) | 消耗品費 | | | 施術ベッド(10万円以上) | 工具器具備品 | 減価償却(耐用年数5〜8年) | | ホットストーン | 消耗品費 | | | 電気治療器 | 工具器具備品 | 10万円以上は減価償却 | | フェイシャルスチーマー | 消耗品費 or 工具器具備品 | 金額による | | 体組成計・血圧計 | 消耗品費 | |
サロン・施術場所の経費
レンタルサロンを利用する場合
レンタルサロンの利用料は地代家賃として計上します。時間貸しの場合も同様です。
- レンタルサロン利用料:地代家賃
- レンタルベッド利用料:賃借料 or 地代家賃
自宅サロンの場合
自宅の一部を施術スペースとして使っている場合、家事按分が可能です。
- 家賃:施術スペースの面積割合
- 電気代:施術時間や営業日数で按分
- 水道代:タオル洗濯や手洗いの頻度を考慮
- インターネット回線:予約管理に使用する分
テナントを借りている場合
独立した店舗を構えている場合は、家賃・光熱費を全額経費にできます。
- 家賃:地代家賃
- 敷金(退去時に返還されない部分):地代家賃
- 内装工事費:建物附属設備(減価償却)
- 看板製作費:広告宣伝費 or 建物附属設備
集客・予約管理の経費
| 項目 | 勘定科目 | |------|----------| | ホットペッパービューティーの掲載料 | 広告宣伝費 | | 予約システムの月額料金 | 通信費 | | チラシ・名刺の印刷 | 広告宣伝費 | | SNS広告(Instagram等) | 広告宣伝費 | | Webサイト運営費 | 広告宣伝費 | | ショップカード | 広告宣伝費 |
スキルアップ・資格関連
セラピストは技術の向上が売上に直結します。研修費はしっかり経費にしましょう。
- 技術講習・セミナー参加費:研修費
- 資格取得費用:研修費
- 資格更新費用:研修費
- 業界団体の年会費:諸会費
- 専門書籍:新聞図書費
- 解剖学の講座:研修費
保険・賠償関連
- 施術賠償責任保険:損害保険料
- 所得補償保険:損害保険料(業務に起因するもの)
施術中の事故に備える賠償責任保険は、フリーランスのセラピストにとって重要な経費です。
確定申告の注意点
現金商売の記帳
施術料を現金で受け取ることが多い場合、売上の記録を正確につけましょう。レジや予約システムの記録を残すことが大切です。
回数券・プリペイドの売上計上タイミング
回数券を販売した場合、販売時ではなく施術時に売上を計上するのが原則です。ただし、中小事業者は販売時に一括計上する方法も認められています。
消費税の判断
整体やマッサージは消費税の課税対象です。年間売上が1,000万円を超えると、2年後から消費税の納税義務が発生します。
施術に集中できる環境づくり
お客様の体と向き合う仕事だからこそ、経理に費やすエネルギーは最小限にしたいものです。
フリーフリーなら、オイルやタオルのレシートを撮影するだけで仕訳完了。サロン経営に必要な経費パターンをAIが学習するので、使うほど楽になります。