個人のクレジットカードで仕事の経費を払った時の記帳
個人カードで経費を払っても問題ない
個人のクレジットカードで事業の経費を支払うこと自体は、まったく問題ありません。個人事業主なら日常的に発生します。
ただし、記帳方法を間違えると帳簿がぐちゃぐちゃになります。ポイントは「事業主借」という勘定科目を使うことです。
仕訳のやり方
個人カードで経費を払った場合、以下のように仕訳します。
例:個人のクレカでAmazonから事務用品5,000円を購入
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 消耗品費 | 5,000 | 事業主借 | 5,000 |
「事業主借」は、事業主個人からお金を借りたという意味です。個人のお金で事業の支払いをした、ということを表します。
記帳のタイミング
カード利用日に計上する
クレカの「引き落とし日」ではなく、「利用日」で記帳します。カード利用日が3月10日で引き落としが4月27日でも、3月10日で計上してください。
個人カードの場合、引き落とし口座は事業用ではないので、引き落とし時の仕訳は不要です。事業主借で完結します。
事業用カードとの違い
事業用カードなら、利用時に「未払金」で計上し、引き落とし時に「未払金を消す」仕訳が必要です。
個人カードなら事業主借の1回で済むので、実はシンプルです。
よくある疑問
Q. 個人カードのポイントは事業の収入?
いいえ。個人カードで貯まったポイントは、事業の収入として計上する必要はありません。個人の利益として扱われます。
Q. 事業用と個人用を分けるべき?
理想は分けることです。事業用カードがあれば、会計ソフトに連携して自動取込ができます。個人カードだと手動で1件ずつ記帳する必要があります。
ただし、「分けてないからダメ」ということはありません。事業主借を正しく使えば、帳簿上は問題ありません。
Q. 家族カードで払った場合は?
家族カードで支払った場合も、事業主借で処理します。誰が支払ったかに関わらず、事業用の口座・カード以外からの支払いは事業主借です。
事業用カードを作るメリット
個人カードでの経費精算が月に10件を超えるなら、事業用カードの作成を検討しましょう。
- 会計ソフトに自動連携できる
- 手入力の手間がなくなる
- 経費の把握が簡単になる
事業用カードがあれば記帳はほぼ自動化できます。フリーフリーなら事業用カード連携で経費の自動仕訳が可能です。