記帳を間違えた!修正のやり方と税務署への影響
記帳ミスは誰でもある。落ち着いて修正すればOK
記帳を間違えても、正しく修正すれば問題ありません。税務署に怒られることもありません。
「金額を間違えた」「勘定科目が違った」「日付がズレていた」。こうしたミスは、プロの経理担当でも日常的に起こります。
大事なのは、間違いに気づいた時点で正しく直すことです。
記帳ミスの修正方法
方法1:直接修正する(確定申告前)
会計ソフト上でまだ確定申告をしていない期間の取引なら、該当の取引を開いて直接修正するだけでOKです。
金額の変更、勘定科目の変更、日付の変更。いずれも取引の編集画面から修正できます。
方法2:訂正仕訳を入れる(紙の帳簿の場合)
手書きの帳簿を使っている場合、元の記載を二重線で消して訂正印を押す方法もあります。ただし、取引が多い場合は「逆仕訳」を入れて打ち消すのが一般的です。
例:消耗品費10,000円を間違えて計上した場合
- 訂正仕訳:現金 10,000 / 消耗品費 10,000(元の仕訳を打ち消す)
- 正しい仕訳:通信費 10,000 / 現金 10,000(正しい仕訳を入れる)
方法3:修正申告する(確定申告後に気づいた場合)
すでに確定申告を提出した後に間違いに気づいた場合は、修正申告が必要です。
税額が増える場合 → 修正申告書を提出します。延滞税がかかる場合がありますが、自主的に修正すれば加算税は軽減されます。
税額が減る場合 → 更正の請求を行います。申告期限から5年以内なら手続き可能です。払いすぎた税金が還付されます。
よくある記帳ミスと対処法
金額の入力ミス → 取引を開いて金額を修正。桁の間違い(1,000円→10,000円)は特に注意。
勘定科目の間違い → 科目を変更するだけ。経費の合計額が変わらなければ税額に影響しないことも多いです。
年度をまたぐ間違い → 前年度の経費を今年度に入れてしまった場合、前年度の修正申告が必要になる可能性があります。
二重計上 → 同じ取引を2回登録してしまうケース。片方を削除すればOKです。
税務署への影響は?
小さなミスを自主的に修正する分には、ペナルティはほぼありません。税務署が問題にするのは、意図的な脱税や大幅な申告漏れです。
「間違えたらどうしよう」と怖がって記帳しないことの方が、よほどリスクが高いです。
間違いに気づいたらすぐ直す。これだけ覚えておけば大丈夫です。フリーフリーなら自動チェック機能で記帳ミスを事前に検出できるので、修正の手間も最小限に抑えられます。