副業の税制変更まとめ|2026年に副業者が知るべきこと
副業の税制は毎年少しずつ変わっている
副業解禁の流れが加速し、副業をする会社員が増えています。それに伴い、副業に関する税制ルールも整備が進んでいます。
2026年に副業者が知っておくべき税制のポイントを整理します。
副業の所得区分
副業の収入がどの所得区分に該当するかで、確定申告の方法が変わります。
事業所得
継続的に営んでいる事業からの所得です。開業届を出しているかどうかは絶対的な基準ではありませんが、判断材料の一つになります。
2022年の通達改正により、「社会通念上、事業と認められるかどうか」で判断されるようになりました。帳簿書類の備付けも重要な判断基準です。
雑所得
事業所得に該当しない副業収入は雑所得になります。青色申告の特典は使えません。
判断基準の目安
- 年間売上300万円以上で帳簿あり → 事業所得の可能性が高い
- 年間売上300万円以下で帳簿なし → 雑所得の可能性が高い
- 本業と明確に区分した事業活動 → 事業所得
- たまに発生する程度 → 雑所得
確定申告が必要なケース
会社員で副業をしている場合
副業の所得(収入−経費)が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。
ただし、これは所得税の話です。住民税には20万円ルールがありません。副業の所得が1円でもあれば、住民税の申告は必要です。
よくある勘違い
- 収入20万円ではなく、所得(利益)20万円:経費を差し引いた後の金額で判断
- 住民税は別途申告が必要:所得税の確定申告をすれば住民税も自動処理される
- 複数の副業がある場合は合算:副業Aが15万円、副業Bが10万円なら合計25万円で申告必要
2026年の注意点
1. インボイス制度との関係
副業でインボイス登録している場合、消費税の申告も必要です。2割特例が使えるか確認しましょう。
2. 電子帳簿保存法への対応
副業でも電子取引データの保存義務があります。メールで受け取った報酬明細やプラットフォームの売上データを電子保存してください。
3. 会社にバレない方法
住民税を「普通徴収(自分で納付)」にすれば、副業分の住民税が会社の給与から天引きされません。確定申告書の「住民税に関する事項」で選択できます。
ただし、自治体によっては普通徴収を選択できない場合もあります。
副業者の経費
副業で認められる経費の例:
- 副業に使うパソコン・ソフトウェア
- 副業専用のサーバー・ドメイン代
- 副業関連の書籍・セミナー代
- 副業のための交通費
- 自宅の一部を使う場合の家賃按分
ただし、本業と副業の按分が必要な場合があります。根拠を持って計算してください。
まとめ
副業の税制は年々整備されています。所得区分の判断、確定申告の要否、住民税の申告を正しく理解して、トラブルを防ぎましょう。
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