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BOOTH・SUZURIの売上処理|クリエイター向け確定申告

結論:年間所得が基準額を超えたら確定申告が必要

BOOTHやSUZURIで作品やグッズを販売して得た収入は、所得税の課税対象です。専業なら48万円超、副業なら20万円超の所得で確定申告が必要になります。

BOOTHの手数料と仕訳

BOOTHの手数料体系

  • 決済手数料:5.6%+22円(1取引あたり)
  • 倉庫発送サービス利用料:利用する場合のみ

仕訳例

イラスト集を1,000円で販売、決済手数料78円の場合。

| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 売掛金 | 922 | 売上高 | 1,000 | | 支払手数料 | 78 | | |

振込時に売掛金を普通預金で回収します。

SUZURIの売上と仕訳

SUZURIはトリブン(報酬)制です。商品の原価はSUZURI側が負担し、クリエイターが設定した「トリブン」が収入になります。

SUZURIの仕組み

  • 商品の販売価格 = 原価 + トリブン(クリエイター報酬)
  • クリエイターに入金されるのはトリブン部分のみ

仕訳例

Tシャツ3,500円で販売、トリブン500円の場合。

| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | |------|------|------|------| | 売掛金 | 500 | 売上高 | 500 |

SUZURIの場合、原価や手数料はSUZURI側の負担なので、トリブンをそのまま売上として計上します。

ダウンロード販売(デジタルコンテンツ)の場合

BOOTHのダウンロード販売(イラスト素材、フォント、3Dモデルなど)は、仕入原価がゼロのため利益率が高くなります。

経費にできるのは以下のようなものです。

  • 制作に使ったソフトウェア代(CLIP STUDIO、Photoshop等)
  • ペンタブレット・液タブの購入費
  • 参考資料の購入費
  • 通信費(インターネット回線)
  • 電気代(按分)

同人誌・グッズの場合

BOOTHで同人誌やオリジナルグッズを販売する場合は、印刷費や制作費が経費になります。

  • 印刷費(同人誌、ポストカード等)
  • グッズ制作費(アクリルスタンド、缶バッジ等)
  • イベント参加費(即売会のサークル参加費)
  • 送料・梱包資材

在庫の処理

物販の場合、年末に残っている在庫は「棚卸資産」として計上します。売れ残った分は、その年の経費にはなりません。

事業所得か雑所得か

クリエイター活動を本業としている場合は「事業所得」、副業なら「雑所得」が一般的です。事業所得なら青色申告特別控除(最大65万円)が使えるため、継続的に活動しているなら開業届を出すことを検討しましょう。

まとめ

BOOTHやSUZURIの売上は、手数料体系を理解して正しく仕訳することが大切です。制作にかかった経費も漏れなく計上して、正確な確定申告をしましょう。


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