経費率の目安は?業種別の平均と税務署に目をつけられるライン
結論:フリーランスの経費率は30〜60%が一般的
経費率とは、売上に対する経費の割合のことです。
経費率 = 経費 ÷ 売上 × 100
たとえば売上500万円で経費200万円なら、経費率は40%です。
業種別の経費率の目安
業種によって経費率は大きく異なります。以下はフリーランス・個人事業主の一般的な目安です。
| 業種 | 経費率の目安 | |------|------------| | ライター・編集者 | 10〜30% | | ITエンジニア | 15〜35% | | Webデザイナー | 20〜40% | | カメラマン | 30〜50% | | コンサルタント | 15〜30% | | 飲食店 | 50〜70% | | 小売業 | 60〜80% | | 配送業(Uber Eats等) | 30〜50% | | 美容師・ネイリスト | 40〜60% | | YouTuber | 20〜50% |
仕入れや材料費がある業種は経費率が高く、知識やスキルで稼ぐ業種は低い傾向があります。
税務署に目をつけられる経費率はある?
明確な「NGライン」は公表されていません。ただし、同業他社と比べて極端に経費率が高い場合、税務署の目に留まりやすくなるのは事実です。
税務署は業種ごとの平均的な経費率を把握しています。たとえばITエンジニアで経費率が80%だと「何にそんなに使っている?」と疑問を持たれる可能性があります。
経費率が高くても問題ないケース
以下のような場合は、経費率が高くても正当です。
- 開業初年度:パソコンや設備投資で経費が大きくなる
- 外注が多い:自分で手を動かさず外注するスタイル
- 仕入れがある事業:物販やハンドメイド販売
- 事務所を借りている:家賃が大きな割合を占める
大事なのは「経費率が何%か」ではなく、一つひとつの経費がきちんと事業に関係しているかです。
経費率が低すぎるのも損
経費率を気にして経費を控えめにする人がいますが、これは損しています。事業に必要な支出なら、堂々と経費にしましょう。
よくある「経費にし忘れ」は以下の通りです。
- 自宅の家賃・光熱費の按分
- スマホ代の按分
- 書籍・セミナー代
- 打ち合わせのカフェ代
- サブスクリプション(Adobeなど)
- 交通費
経費率を適正に保つコツ
- レシートや領収書を全部保管する:捨てたら経費にできません
- プライベートと事業を按分する:家賃や通信費は使用割合で按分
- 帳簿をこまめにつける:年末にまとめてやると漏れが出る
- 不安な経費は税理士に相談:グレーゾーンはプロに聞くのが確実
まとめ
- 経費率の目安は業種によって10〜80%と幅広い
- 同業他社と大きくかけ離れていると税務署に注目される
- 大事なのは率ではなく、個々の経費の正当性
- 経費にできるものを漏らさず計上するのが節税の基本
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