売上と所得の違いは?フリーランスが知っておくべき計算方法
結論:売上から経費を引いたものが所得
売上(収入)=お客さんからもらったお金の合計 所得=売上 − 経費
これだけです。この違いを知らないと、確定申告で大きく損をする可能性があります。
具体例で見てみよう
たとえば、フリーランスのWebデザイナーが1年間で以下の収入を得たとします。
- クライアントA社:月20万円 × 12ヶ月 = 240万円
- クライアントB社:月10万円 × 12ヶ月 = 120万円
- 単発案件:40万円
売上(収入)= 400万円
ここから経費を引きます。
- パソコン代:15万円
- ソフトウェア代:5万円
- 通信費:6万円
- 家賃(按分30%):36万円
- その他経費:18万円
経費合計 = 80万円
所得 = 400万円 − 80万円 = 320万円
税金はこの「所得」に対してかかります。売上400万円に対してではありません。
「収入」と「所得」が混同されやすい理由
会社員の場合、「年収500万円」と言えば額面の給与のこと。ここから給与所得控除が自動で引かれるので、あまり意識しません。
しかしフリーランスは自分で経費を計算して所得を出す必要があります。
| 用語 | 会社員 | フリーランス | |------|--------|-------------| | 収入(売上) | 額面の給与 | クライアントからの入金合計 | | 経費 | 給与所得控除(自動) | 自分で計上 | | 所得 | 給与 − 給与所得控除 | 売上 − 経費 |
確定申告書ではどこに書く?
確定申告書Bの場合:
- 「収入金額等」の欄 → 売上(経費を引く前の金額)
- 「所得金額等」の欄 → 売上 − 経費の金額
よくある間違いとして、所得の欄に売上をそのまま書いてしまうケースがあります。これをやると本来より多くの税金を払うことになるので注意してください。
所得の種類は10種類ある
実は「所得」には10種類あります。フリーランスに関係が深いのは以下の3つです。
- 事業所得:本業のフリーランス収入
- 雑所得:副業レベルの収入
- 給与所得:アルバイトなど雇用されて得た収入
事業所得として申告すると、青色申告特別控除(最大65万円)が使えるため、雑所得より有利です。
所得を減らす=節税になる
税金は所得に対してかかるので、正当な経費をしっかり計上して所得を減らすことが節税の基本です。
「これは経費になるかな?」と迷ったら、事業に関係があるかどうかで判断しましょう。事業に必要な支出であれば、堂々と経費にできます。
まとめ
- 売上(収入)=もらったお金の合計
- 所得=売上 − 経費
- 税金は「所得」に対してかかる
- 経費をきちんと計上することが節税の第一歩
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