確定申告書Bの記入方法|項目ごとに解説
確定申告書は「上から順番に」埋めていけば完成します
確定申告書Bは個人事業主やフリーランスが使う申告書です。項目が多く見えますが、上から順番に記入すれば完成します。
※2023年分以降、確定申告書A(会社員向け)は廃止され、全員が確定申告書Bを使います。
第一表の記入方法
上部:基本情報
- 住所:1月1日時点の住所(引越した場合は新住所)
- 氏名・フリガナ
- 生年月日
- マイナンバー:個人番号12桁
- 職業:「デザイナー」「プログラマー」など具体的に
- 屋号:開業届に記載した屋号(なければ空欄)
収入金額等(ア〜サ)
事業所得がある場合、「営業等(ア)」に収入金額を記入します。
- ア:営業等 → 事業の売上合計
- カ:給与 → 会社員の給与収入(源泉徴収票の「支払金額」)
- ク:雑(その他) → 副業の雑所得
所得金額等(1〜9)
各所得の計算結果を記入します。
- 1:営業等 → 売上 − 経費 − 青色申告特別控除
- 6:給与 → 給与収入 − 給与所得控除
所得から差し引かれる金額(11〜29)
所得控除を記入します。
- 11:社会保険料控除 → 国保・年金の支払額
- 15:生命保険料控除 → 控除証明書の金額
- 21:基礎控除 → 48万円
- 28:寄附金控除 → ふるさと納税等
- 29:合計 → 所得控除の合計
税金の計算(30〜52)
- 30:課税される所得金額 → 所得合計 − 所得控除合計
- 31:上の30に対する税額 → 税率表で計算
- 44:源泉徴収税額 → 支払調書・源泉徴収票の合計
- 52:納める税金 or 還付される税金
第二表の記入方法
第二表は第一表の明細です。
所得の内訳
収入の支払者ごとに記入します。
- 支払者の名称・住所
- 収入金額
- 源泉徴収税額
支払調書や源泉徴収票の内容をそのまま転記します。
社会保険料控除の内訳
- 国民健康保険:支払額
- 国民年金:控除証明書の金額
住民税に関する事項
住民税の納付方法が重要です。
- 特別徴収:給与から天引き
- 自分で納付(普通徴収):自分で納付書で支払い
副業を会社に知られたくない場合は「自分で納付」を選択します。
会計ソフトを使えば自動作成
freeeなどの会計ソフトを使えば、日々の帳簿データから確定申告書が自動作成されます。手書きで記入する必要はありません。
freeeの場合、「確定申告」メニューから質問に答えていくだけで、第一表・第二表・青色申告決算書がすべて自動で完成します。
よくある間違い
- マイナンバーの記入忘れ
- 住所が旧住所のまま
- 源泉徴収税額の記入漏れ(還付が受けられない)
- 住民税の納付方法の選択忘れ
まとめ
確定申告書Bは項目が多いですが、上から順番に埋めれば完成します。会計ソフトを使えば自動作成できるため、手書きの必要はありません。
フリーフリーなら、freeeと連携して確定申告書を自動作成。記入ミスの心配もありません。