二重に税金を払ってしまった!還付の手続き
二重納付した税金は還付請求で取り戻せる
税金を二重に支払ってしまった場合、還付請求をすることで払いすぎた分を取り戻せます。放置しても自動で返金されるケースもありますが、自分から手続きした方が確実で早いです。
まずは二重納付が起きた原因を確認し、適切な手続きを行いましょう。
二重納付が起こる原因
振替納税と窓口納付の重複
振替納税を設定していたことを忘れて、窓口やe-Taxでも納付してしまうケースです。振替日は4月中旬〜5月頃のため、3月の確定申告時期に焦って窓口でも払ってしまうことがあります。
予定納税と確定申告の計算ミス
予定納税で前払いした分を確定申告書で差し引き忘れると、結果的に二重納付になります。
電子納税の二重送信
e-Taxやダイレクト納付で、エラーと勘違いして同じ納付を2回送信してしまうケース。
修正申告時の納付ミス
修正申告で追加納税した際、すでに納付済みの分を再度支払ってしまうケース。
還付の手続き
1. 税務署が自動で気づくケース
税務署側で二重納付を把握した場合、「過誤納金還付通知書」が届きます。届いたら、記載された手続きに従えば還付されます。
2. 自分から還付請求するケース
税務署から通知が来ない場合は、自分で手続きを行います。
手順:
- 所轄の税務署に連絡する(電話で相談可能)
- 二重納付の事実を説明する
- 必要書類を提出する
- 還付金が振り込まれる
必要書類
- 二重納付を証明する資料(領収書、振替の記録、e-Taxの送信記録など)
- 本人確認書類
- 還付金を受け取る口座情報
還付までの期間
- 税務署が自動で処理する場合:通知から1〜2か月程度
- 自分で請求した場合:請求から1〜2か月程度
- e-Taxで申告した場合:3週間程度で処理されることも
還付加算金
過誤納金には「還付加算金」という利息が付く場合があります。ただし、自分のミスによる二重納付で短期間に還付される場合は、還付加算金はほぼ発生しません。
二重納付を防ぐポイント
1. 振替納税の設定を確認する
振替納税を設定しているかどうか、e-Taxの「納税情報」で確認できます。設定済みなら、窓口や電子での追加納付は不要です。
2. 予定納税額を確定申告書に記入する
確定申告書の「予定納税額」欄に、前年の予定納税額を正しく記入しましょう。
3. 電子納税の送信結果を確認する
e-Taxやダイレクト納付を利用した場合は、送信結果(受信通知)を必ず確認してから操作を終了しましょう。
4. 納付の記録を一元管理する
いつ・いくら・どの方法で納付したかを、一覧で管理しておくと、二重納付の防止につながります。
二重納付は焦って手続きすると起こりがちです。フリーフリーでは、税金の納付方法や確定申告の注意点について詳しく解説しています。